過敏性腸症候群 下痢型に効く漢方薬は？
このページでは、「過敏性腸症候群 下痢型に効く漢方薬」と「あなたに合った漢方薬の正しい選び方」について解説します。
過敏性腸症候群 下痢型に効く漢方薬
過敏性腸症候群 下痢型に効く漢方薬
・半夏瀉心湯
・人参湯
・真武湯
…など
一般的に「過敏性腸症候群 下痢型」には、上記の漢方薬が良いとされていますが、上記であればどれでもいいというわけではありません。
現在のあなたの病状や体質に合わせて、正しい漢方薬を選ばなければ、期待通りの効果を得ることはできません。
また、あなたの病状や体質によっては、複数の漢方薬を組み合わせたり、上記以外の漢方薬の方が効果的な場合もあります。
【注意】自分に合った漢方薬を選ばないと…
漢方薬は、正しく選べば驚くような効果を得られることがありますが、間違った漢方薬を選んでしまうと様々なリスクがあります。
・期待通りの効果が得られない
・効果より副作用が強く現われる可能性がある
・効果が得られない絶望感から、症状がさらに悪化する
・お金が無駄になる
漢方薬は、サプリメント（健康食品）ではありません。
漢方薬は医薬品です。
そのため、一般的に副作用がないと思われがちですが、漢方薬にも副作用はあります。
あなたに合った漢方薬を選ばないと、無用な副作用に悩まされる可能性があります。
毎日、食事をするだけでおなかが痛くなったり、いつ催すかわからない不安を抱えているのは、すでに相当なストレスなのではないでしょうか？
にもかかわらず、今より状態が悪くなるなんて嫌ですよね？
漢方薬の正しい選び方
西洋薬の場合、病状に合わせて薬を選ぶものですが、漢方薬は、病状だけでなく体質も重んじて選びます。
ネットで検索すると「○○という漢方薬で、過敏性腸症候群が治った」というものをよく見かけますが、こういたものを真に受けて、同じ漢方薬を選んだところで、あなたがその人と同じ効果が得られるとは限りません。
なぜなら、あなたとその人では体質が同じとは限らないからです。
”体質と病状”に合ったものでないと、漢方は効果を十分に発揮できません。
つまり、症状に焦点を当てるだけでなく、あなたの体質を漢方の理論に基づいて正しく診断することが、正しい漢方薬選びにつながるということです。
漢方の理論に基づいた体質診断ってどうやるの？
漢方の理論に基づいた体質診断では、「証」と「気・血・水」という”ものさし”を用いて行います。
症状の現れ方・体質・体力・抵抗力などのその人の状態のこと。
大きく分けると、丈夫な人とそうでない人に分けられるが、その程度は人によって異なるため、簡単に2つに分けられるわけではない。
”どの程度丈夫な人の要素を持っているか””どの程度丈夫ではない人の要素を持っているか”という点を踏まえ複合的に判断する必要がある。
体内を巡る3つの要素で、不調の原因を探るのに用いる。
この3つがバランスよく巡っていれば健康を維持でき、不足していたり、偏っていたり、滞っていたりすると不調や病気が起こると考えられている。
自覚症状これまでの病歴、ライフスタイルなど様々なことから3つの要素のバランスを判断する。
漢方の体質診断というのは、前述したことからわかるようにとても複雑なので、簡単に説明できるものではありません。
”漢方理論に基づいた正しい体質診断”を行うためには、漢方の専門知識が必須となります。
しかし、今現在、過敏性腸症候群で苦しんでいるあなたに、漢方の専門知識を学んでいる余裕なんてないのではないでしょうか？
だったら、漢方専門の薬剤師に相談し、体質診断をしてもらうことを強くおすすめします。
「今すぐどうにかしたい!!」と思っているなら、漢方専門の薬剤師に体質診断してもらうのが、結果的に問題解決の近道になりますよ。
漢方専門の薬局へ行けば、漢方専門の薬剤師がいるので、正しい体質診断を受けることができます。
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普通の薬局ならどこにでもありますが、漢方専門となると近くには中々ないのではないでしょうか？
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