更年期障害

更年期障害に効く漢方は?効果的な漢方薬と正しい選び方について解説

最近、なんだか疲れやすい…

熱はないのに、やたらと暑くて汗をかくし

時々、理由もなく不安になって落ち着かなくなることも…

これってもしかして、更年期障害?

でも、母が乳がんだったから、乳がんのリスクが増えるホルモン治療はしたくない

漢方薬でどうにかできないかなぁ

でも、どんな漢方薬を選べばいいのかしら?

更年期障害に効く漢方薬にはさまざまな種類があり、”あなたが今感じている症状”または、”改善したい症状”と”あなたの体質”によって異なります

このページでは、「更年期障害に効く漢方薬」と「漢方薬の正しい選び方」について解説します。

更年期障害に効く漢方薬

更年期障害に効果のある漢方薬を症状別でご紹介します

症状漢方薬
のぼせ、ほてり、急な発汗、イライラ加味かみ逍遥しょうようさん
不安感、動悸どうき、不眠柴胡さいこ加竜かりゅうこつ牡蛎ぼれいとう
心身の疲れ、不安感、不眠加味かみ帰脾きひとう
ほてり、排尿困難、頻尿、むくみ知柏ちばく地黄じおうがん
肩こり、めまい、下腹部痛桂枝けいし茯苓丸ぶくりょうがん
耳鳴り、肩こり、下腹部痛、動悸当帰とうき芍薬散しゃくやくさん
手足のほてり、唇の渇き、不眠温経湯うんけいとう
冷え、頭痛五積散ごしゃくさん
のぼせ、不安感、イライラ、気分の落ち込み温清飲うんせいいん
のぼせ、めまい女神散にょしんさん
冷え、のぼせ、不眠柴胡さいこ桂枝けいし乾姜湯かんきょうとう

たくさんあって、よくわからないけど

私の場合は、かみしょうようさん?っていうのでいいのかしら?

ちょっと待ってください!

その選び方は、間違っています

え?でも私の症状に合ってると思うんだけど…

何が間違っているの?

あなたの目的は、漢方薬を飲むことでしょうか?

それとも、更年期障害を改善することでしょうか?

そんなの当然、更年期障害を改善することに決まってるじゃない!

でしたら、先ほど紹介した漢方薬を参考にして選ぶことは絶対にやめてください

これから、「間違った漢方薬の選び方」と「後悔しないための正しい漢方薬の選び方」について解説しますから、そちらを参考にしてください。

3つのNG行為

間違った漢方薬の選び方

1.自己診断で選ぶ

更年期障害に効果のある漢方薬をご紹介しましたが、自己診断で購入することはおすすめしません

なぜなら、自己診断で選んだ漢方薬では、あなたの悩みは改善しない可能性が大きいからです

ネットで検索すれば、「薬剤師がおすすめする漢方薬」や「更年期障害で実際に悩んだ経験のある人の体験談」といったものをよく見かけます。

しかし…

「ネットで薬剤師が勧めてたから」

「この人は、これでよくなったって言ってるから」

「口コミが良いから」

こういった理由で選んでしまうのは、大間違いです。

漢方薬というのは、症状だけではなく、その人の体質にも着目し、処方するものです。

そうしなければ、漢方薬は十分な効果を発揮することはできないのです

つまり、最適な漢方薬は人によって異なるということです。

ネット上にあふれている情報は、症状ばかりに着目しており”あなたの体質”という点についての情報が少なすぎます。

漢方薬の世界には、漢方薬の理論というものがあり、その理論をもとに体質を診断します。

そのため、そもそも漢方薬の専門知識もなしに体質を判断することはできないのです。

体質診断もせずに、特定の漢方薬を勧めるという行為は漢方の世界ではNG行為です。

2.市販の漢方薬を購入する

市販の漢方薬というのは、”自己診断をして購入する”というのが前提で調合されています

そのため、誰が飲んでも副作用をあまり感じないように調合されています。

そういった漢方薬は、更年期障害に対する効果も弱くなってしまうのです。

更年期障害に対する効果を下げなくても、あなたにピッタリ合った漢方薬なら副作用を最小限に抑えることは可能です。

人によっては、副作用なんて全く感じないという人もいるでしょう。

3.あなたに必要な漢方薬が1種類だけとは限らない

更年期障害で悩んでいる女性というのは、複数の症状で悩んでいることが多いのではないでしょうか?

その場合、症状を改善するには複数の漢方薬を組み合わせる必要があるかもしれません。

また、あなたが悩んでいるまたは、抑えたい症状が1つだけの場合であっても、漢方薬の専門家による診断をきちんと受ければ、複数の漢方薬を組み合わせたほうが効果的ということもあります。

漢方の間違った選び方まとめ
  • 自己診断で選ぶ
  • 市販の漢方薬を購入する
  • あなたに必要な漢方薬が1種類だけとは限らない

※真剣にあなたの悩みを改善したいと考えているので、安易に特定の漢方薬を勧めることはしません。できません!

そのため、更年期障害に効く漢方薬を冒頭でご紹介しましたが、自己診断で購入してしまうのは、絶対にやめてください

あなたのお金が無駄になってしまう可能性があります。

更年期障害に効果のある漢方薬の正しい選び方

漢方薬の正しい選び方は、漢方薬の専門家による診断をきちんと受け、漢方専門の薬剤師に調合してもらうことです

あなたに合った漢方薬を正しく選ぶには、必ず漢方薬の専門知識が必要になります。

専門知識ですから、当然簡単に説明できるものではありませんし、身につけるには膨大な時間がかかるでしょう。

しかし、そんなことをするのは面倒ですし、そんな時間も余裕もありませんよね?

だったら、漢方専門の薬局で漢方専門の薬剤師に相談することをおすすめします

漢方専門の薬剤師に相談するメリット
  • あなたにぴったりの漢方薬が簡単に見つかる
  • 漢方薬の効果を最大限引き出すことができる
  • 副作用を最小限に抑えることができる

ちなみに漢方専門の薬局なら相談・診断は無料でできることが多いですよ。

漢方専門の薬局が近くにない場合

しかし、普通の薬局ならどこにでもありますが、漢方専門の薬局となると、中々ないのではないでしょうか?

そんな場合は、漢方専門のオンライン薬局がおすすめです。

漢方専門オンライン薬局なら…
  • スマホがあればどこでも相談できる
  • あなた専用に調合された漢方薬が自宅に届く
  • 店舗の漢方専門薬局より少しだけ費用が安い

では、おすすめの漢方専門オンライン薬局をご紹介します。

わたし漢方

わたし漢方の特徴
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  • 相談料・診察料は無料
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  • 女性特有の悩みに強い

更年期障害で悩んでいるなら、相談だけでもしてみませんか?

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最後に

更年期障害に効果のある漢方薬を探しているということは、当然、更年期障害の症状を改善したいんですよね?

漢方薬を飲むことが目的ではなく、更年期障害の改善が目的であるならば、まずは漢方の専門家による診断を受けることを強くお勧めします

面倒くさいと感じるかもしれませんが、それが更年期障害改善のための近道になりますし、結果的にお金の無駄遣いもなくせますよ。

近くに漢方専門の薬局がない場合は、漢方専門のオンライン薬局がおすすめです。

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